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カナダで出産!自然?無痛?どちらも経験した私の体験談

カナダの出産ってどんなんだろう?なんだか不安

海外の出産って不安ですよね

言葉の違う国での出産不安もつきものですよね。私は、二人の息子をカナダで出産していますが、一人目は自然分娩、二人目は無痛分娩で生みました。

そこで、私の経験をシャアしようと思います。

目次

なぜカナダで出産を決意したか

日本で産もうか悩みましたが、2つの理由からカナダでの出産を決めました。

主人が立ちあって出産後も一緒に過ごせる事。

やはり現実問題、全て無料なのはありがたい。

一人目を出産した時には、英語の能力は低かったので心配でした。

そこで、ドューラさんを頼むことにしました。

出産の強い味方 ドューラDoulaとは?

妊娠中、出産時、そして産後に妊婦や家族をサポートする専門のサポーター。医療従事者ではないため、出産に直接的に関与するわけではありませんが、妊婦の身体的・精神的なサポートを提供する方。

一人目は、自然分娩で頑張ろうと決めていた私は、迷わずこのサポートを受ける事に決めました。 

出産までの間も付き添って通訳の代わりをしてくれたり、不安や相談などあったらいつでも聞いてくれて精神面でとても助かりました。

やはり日本語でのサポートを受けられた安心感は大きかったです。

このサービスもカナダの医療システムのおかげで無料でうける事ができました。

カナダの出産までの流れ

カナダでは、出産までの間ほぼ放置??

初めの問診も12週目ぐらいでこなくていいと言われちょっと不安でした。ウルトラサウンドも2回のみだけでした。

希望すれば、ウルトラサウンドの回数は増やせるそうですが(有料)、赤ちゃんになるべく負担をかけないようにとの事で回数は最低限にとどめてるそうです。

赤ちゃんの性別を聞いても基本的に教えてくれなかったです。

ただ、私が何回か聞くとこれは、エコー写真を見ながらあれかもねーなどヒントのような事をいってくれました。

カナダは移民の国で、いろんな人種がいるので、間違った判断をしないように基本的には性別はサプライズみたいです。

一人目を35歳で高齢出産という事もあり出生前検査も受けましたが、こちらも無料でうける事が出来ました。

35歳以上になると病院からも勧められます。羊水検査はせずに血液検査にしておきました。

尿検査、血液検査、糖尿の検査などで異常がない場合は、ほぼ放置感があるので、ちょっと不安ですが、友達は双子だったり、問題があった時は手厚くサポートはしてくれるみたいなので、心配しなくていいのかもしれません。

妊婦は病気ではないので、普通に日常生活を送ってくださいというスタンスを感じます。

出産

陣痛がはじまり、ドューラさんに連絡をいれて、はじめは電話で何をするか指示をだしてくれます。

陣痛の時間や間隔を測るように言われ、電話で報告します。

陣痛の間隔が小さくなってきてから自宅に来てくれました。

バランスボールを使ったり、シャワー呼吸法などを使って、優しい言葉をかけて痛みに耐えるサポートをしてくれました。

主人も隣にいてくれましたが、あたふたでご想像通り何もできないので、ドューラさんがとても頼りになりました。

陣痛がいよいよきつくなってきたので、デューラさんが、病院に連絡をいれてくれてのですが、今病院がいっぱいだからぎりぎりまで家で頑張ってくれと言われたようで、家で踏ん張るはめに。

陣痛がだんだんと激痛になってきて、自分もパニックになってくるのですが、ドューラさんの優しい声や頼もしい声掛けに本当助けられたと思います。

病院に行っても子宮口がある程度開いていないと。早すぎると判断されて帰されてしまうらしく、出産直前になるまで病院のベットにのせてくれないとは、無料医療のカナダらしいところでしょうか。

ふらふらになりながら、病院についた頃には子宮口が大きく開いていたので、直ぐに分娩代に直行。

無事に出産する事ができました。ふー。

出産は、明け方だったのですが、仮眠して6時間後ぐらいに帰ってもいいよと言われました。

こんな状況じゃ動けない!ありえない!と思いましたが、朝食に、パンとジャム、ヨーグルトがでてきて、ここにいてもご飯も美味しくないしと思い、帰る事にしました笑。

初めの出産の時は、ドューラさんは、安心感がなにより大きかったのでお願いしてよかったなと思いました。

出産した病院

ブリティッシュコロンビア州にあるウーマンズホスピタルという大きな病院で出産しました。

カナダ・バンクーバーにある専門病院で、主に女性の健康、特に妊娠・出産・産後ケアに焦点を当てた医療を提供しています。この病院は、女性と新生児の健康に特化した医療機関であり、BC州内では最大規模の出産施設の一つです。

隣には、子供専用の病院チルドレンズホスピタルが併設されており、出産後乳児になにかあった時でもスペシャリストが直ぐに対応できるので、BC州であればここが一番安心かと思います。

ここの病院では、年間7000件以上の出産をサポートしているそうです。

私が出産する時には、研修生のような人が突然何人か入ってきて見ていました。

いやいや、一応本人の許可とか聞かないのかと焦りましたが、痛くてそれどころではなかったですが、、。

その点だけ、ひっかかりました。まあ、大きい病院なので仕方がないのでしょうか。

二人目無痛分娩

4歳差で二人目を妊娠しました。

前回があまりに痛かったので、今回は無痛分娩でいこうと決めていました。

カナダでは、無痛分娩も無料で受ける事ができます。

一人目を麻酔なしで出産したとカナダの人に言うとびっくりした顔でこんな事言われました。

「あなたは、痛みがすきな人なの?」

そんな訳あるかい!!

麻酔なしで出産したというとかなりびっくりされるので、カナダでは無痛分娩が常識のようです。

無痛分娩のリスク

無痛分娩のリスク

  • 血圧低下:麻酔によって血圧が下がることがある。これにより、母体や胎児に酸素が十分に供給されなくなるリスクがある。
  • 頭痛:強い頭痛が数日続くことがある。
  • 麻酔の効果が不完全:一部の妊婦では、麻酔が期待通りに効かず、痛みが十分に和らがない場合がある。
  • 足のしびれ・動きにくさ:しびれや力が入りにくくなることがあり、分娩時にいきむのが難しくなる場合がある。
  • 稀な合併症:感染症、出血、神経損傷といった合併症が発生する可能性がある。
  • 帝王切開のリスク増加:分娩が長引くことがあり、場合によっては帝王切開が必要になることもある。

無痛分娩のリスクも怖かったので、正直とても悩みましたが、看護婦さんの友達に

回復も早いし、高齢出産ならなおさら体に負担がすくない無痛の方がいいよ!

とのアドバイスで、決めました。専門家がそう言うなら信じよう!

いざ二人目出産

二人目は、ドューラさんは頼まず、陣痛が始まってから病院に主人に送ってもらいました。

帰されるかなと冷や冷やしながら向かいましたが、直ぐに大勢の人がいる大部屋に連れていかれ、そこで陣痛とたたかっていました。

夜も遅かったし、どれぐらい時間がかかるかわからなかったので、一度息子と主人は家に帰ってもらいました。

その後、陣痛間隔が狭くなってくると個室に移されて、担当の看護婦さんがついてくれました。

麻酔も子宮口が5センチ開かないと打ってくれないらしく、それまでに陣痛が激痛で、前回よく我慢したなと自分に驚きました。

少しすると麻酔科医の先生が入ってきて、麻酔のリスクの説明などをしてくれるのですが、あまりの痛さに早く打ってくれという想いで、あんなに悩んでいたのに、、。

そして、リスクなどがかかれている書類に署名しないといけないのですが、この瞬間は結構恐怖でした。

その後、背中に麻酔を打ってもらいましたが、冷たい氷水が背中を駆け巡るような感覚で、一気に痛みがなくなり気持ちよくなって、そのまま寝てしまいました。

少し眠った後に、出産するタイミングになったらしく、看護師さんのいうタイミングでりきみました。

痛くはないのですが、陣痛のタイミングはわかる程度の感覚はありました。

麻酔をするとりきみが足りなくて、赤ちゃんを押し出せず帝王切開になる場合もあると聞いていたので、全力でりきみました。

すると何回かりきんだ後、無事に出産する事ができました。

やはり、二人目は、そんなに裂けることもなくスムーズでしたね。

その日も6時間後ぐらいですぐ家に帰りました。

その後、無痛分娩をした後は、1週間ぐらいで体が回復して驚きました。

一人目の出産の時は、回復に1か月ぐらいかかったので、無痛分娩は産む時だけではなく、産後にもいいみたいですね。

いかがでしたか?

カナダは、医療費が無料なので、出産費用が全くかからなかったので、とても助かりました。

お金の心配をしないで、いろんな選択肢があるのは女性にとって嬉しい限りです。

ただ、無料なだけあって、病院から直ぐ追い出されてしまったりするので、一度ぐらい日本のような手厚い経験もしてみたかったなーと思ったりします。

カナダは、移民の国だけあって、英語ができなくても無料で通訳をつけてくれてりするので、日本人でも安心面はあるかと思います。

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