
RRSPってやってる?



老後の備えはしないとって思ってるけど、まだやってない。



でも、年金だけじゃ、絶対たりないよね。



日本の個人年金と似てるけど、RRSPは、もっと自由度が高いし、お勧めだよ。
日本でも2000万円問題が話題となっていますが、カナダでも同じで年金だけでは厳しい現状があります。
家、ガソリン、車、食費と最低限度必要な物も値上がり続け、老後は、普通の生活がおくれるのかという不安がつきまといます。
カナダには、素晴らしいサポート制度があるので、活用しないともっとないです。
今回の記事では、以下についてご紹介します。
・RRSPとは?
・RRSPのメリット、デメリット
・年収4万ドルだとRRSPは、将来いくらになるの?
・RRSPの運用方法
・低所得者は、RRSPで損するって本当?
RRSP(Registered Retirement Savings Plan)とは?


RRSP(Registered Retirement Savings Plan) は、カナダ政府が提供する老後資金のための優遇貯蓄制度です。
将来の引退生活に備えて効率的に貯金や投資を行うことができ、税制上のさまざまなメリットを享受できる仕組みです。RRSPを利用することで、支払う税金をなるべく少なく、資産を増やし、老後の生活を安定させることができます。
基本的な仕組み
- RRSPに貯金した金額は、その年の課税所得から控除されます。
- 運用益も非課税:RRSP内での投資収益(利息、配当、キャピタルゲインなど)は引き出すまで非課税です。
- 引き出し時に課税:老後に引き出す際に、その金額が所得として課税されます。



タックスリターンで控除が受けられるのは嬉しい!
- 貯金可能な金額
- 年間貯金限度額:前年の課税所得の18%、または毎年定められた最大限度額(2024年は30,780ドル)が上限です。
- 未使用分は翌年に繰り越せます。
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RRSPのメリット
- 税金の節約
- たとえば、年収60,000ドルの人が10,000ドルをRRSPに貯金すると、課税所得は50,000ドルとなり、その分税金が軽減されます。



税金が高いから、かなりの節税になるね!
- 投資収益が非課税で成長
- RRSP内で運用された利益は引き出すまで非課税です。長期的な投資効果を最大化できます。



金額の上限が大きいから、非課税なのはかなりお得!
- 老後資金を効率的に準備
- 引退後に所得が減少するため、引き出し時の税率が現役時代よりも低くなることが一般的です。そのため、税金を繰り延べることで長期的に税負担を軽減できます。



老後に引き出すと少しの税負担でいいんだね!
- 特定の目的での引き出しが可能
- Home Buyers’ Plan(HBP):初めて住宅を購入する際に、最大35,000ドルを非課税で引き出せます。
- Lifelong Learning Plan(LLP):教育費のために、年間10,000ドル、最大20,000ドルを非課税で引き出せます。



日本の個人年金とは違って、必要な時に使えるのは嬉しい!
RRSPのデメリット
- 引き出し時に課税される
- RRSPから引き出す金額はその年の所得として扱われるため、税率が高い年に引き出すと負担が大きくなります。
- 引き出し制限
- HBPやLLP以外で早期に引き出す場合、税金が発生し、引き出し額に応じた源泉徴収が行われます。
- 利用期限
- 71歳までにRRSPを解約するか、RRIF(Registered Retirement Income Fund)に移行しなければなりません。これを怠ると、残高全額が課税対象となります。



引き出す時には、注意が必要だね
シミュレーション結果(年収40,000ドル、RRSPを最大限利用した場合)
1. 年間の節税額
- 年間RRSP拠出可能額(18%):7,200ドル
- 節税額:RRSPに拠出した金額の20%が税金から控除されます。
- 年間の節税額:1,440ドル



こんなに節税できるんだね
2. 老後の準備資金(30年後)
- 運用条件:年間7,200ドルを拠出し、年利5%で運用。
- 30年間の積立合計:502,278ドル



長く続けると効果が絶大だね。



これだけの金額の運用益が非課税って、すごいよね。
年齢別でみてみよう!



30歳の私の場合
- 30歳から始めた場合:682,821ドル
- 積立期間:35年間
- 長期間にわたる積立と複利効果によって、約68万ドル以上の資金を準備できます。
- 早い時期から始めることで、毎年の拠出金額に対して大きな運用益が得られ、効率的に資産が成長します。



40歳の私の場合
- 40歳から始めた場合:360,816ドル
- 積立期間:25年間
- 30歳開始時と比べて10年遅れただけで、準備資金が約32万ドルも減少します。
- 運用期間が短くなると複利の効果が大幅に減少し、準備資金に大きな差が生じます。



50歳の私の場合
- 50歳から始めた場合:163,133ドル
- 積立期間:15年間
- 準備資金は約16万ドルとなり、老後の生活を十分に支えるには不足する可能性があります。
- 運用期間が短いため、毎年の拠出金がほとんど運用益を得られず、資金形成の効果が限定的になります。
※運用益は、何に投資するかで大きく変わります。



10年遅れるだけで、32万ドルってびっくり!



でも、40、50代でもまだ遅くない!いつ気づけるかだね
RRSPの運用方法
RRSP(Registered Retirement Savings Plan)は、老後のための貯蓄だけでなく、資産を増やすための投資口座としても利用できます。
1. 安全性を重視する運用方法



安全性第一、リスクをできるだけ低くした人
定期預金(GIC: Guaranteed Investment Certificates)
- 特徴: 元本保証がある安全な投資。決まった期間(1~5年など)の間に固定金利で運用されます。
- リターン: リスクが低い分、リターンも控えめ(現在の金利は約3~5%)。
- 適した人: 確実に資産を守りたい人、リスクを避けたい人。
債券(Bonds)
- 特徴: 政府や企業が発行する借金証書。利息を定期的に受け取りながら元本が返済されます。
- リターン: 安定的なリターン(2~6%程度)。
- 適した人: リスクを抑えつつ、一定の収益を得たい人。
2. 成長を目指す運用方法



運用益をなるべく大きくしたい、多少のリスクも理解してる。
株式(Stocks)
- 特徴: 個別企業の株式を購入し、その企業の成長に応じたリターンを得ます。
- リターン: 長期的に高いリターンが期待できる(平均7~10%)。
- リスク: 市場の変動が大きく、短期的には損失を被る可能性があります。
- 適した人: 長期的な視点で資産を増やしたい人。
ETF(Exchange Traded Funds)
- 特徴: 複数の株式や債券をまとめたファンドで、株式市場で取引されます。
- リターン: 株式や債券の平均的なリターン(市場に連動)。
- メリット: 分散投資が簡単にでき、手数料が低い。
- 適した人: 少額から分散投資を始めたい人。
ミューチュアルファンド(Mutual Funds)
- 特徴: 専門家が運用するファンドで、株式や債券に分散投資します。
- リターン: ファンドの種類により異なる(株式ファンドで7~10%、債券ファンドで2~6%)。
- デメリット: 管理費用(MER)が高い場合がある。
- 適した人: 専門家に運用を任せたい人。



ETFは、特にお勧め!また次回に詳しく紹介します。
所得が少ない人にとってRRSPが意味がないと言われる理由



RRSPって所得が低いとあまり意味がないって聞くんですが、実際どうなんですか?
1. 所得控除の効果が小さい
税金を多く支払っている高所得者に比べ、低所得者は支払う税金が少ないため、節税の効果が小さい。
年収4万ドルと2万ドルを比較
- 年収40,000ドルの人がRRSPに7,200ドルを拠出した場合:
- 税率:20%
- 節税額:7,200ドル × 20% = 1,440ドル
- 年収20,000ドルの人がRRSPに同じ額を拠出した場合:
- 税率:15%
- 節税額:7,200ドル × 15% = 1,080ドル
所得が低いほど、税金控除の効果が少なくなるため、RRSPのメリットが限定的になります。



少なくても節税効果はあるんじゃない?
2. 引き出し時に課税される
- 引き出し時の課税:
引き出す金額は、将来の所得として課税されます。老後に引き出した際に税率が現在と同じ、または高い場合、節税のメリットが小さくなります。
低所得者の場合のリスク
- 現在の所得が低い人がRRSPを利用して節税をしても、将来引き出すときに所得が増えた場合、逆に高い税率で課税される可能性があります。



引き出す時に高所得になっていたら、損するだね。



普通は老後は今よりも低くなるから、そこは心配しなくてもいいかな
3. TFSAの方が有利な場合がある
- TFSA(Tax-Free Savings Account)との比較:
TFSAでは運用益も引き出し時も完全に非課税です。低所得者にとって、TFSAの方が簡単で、柔軟性が高いメリットがあります。
特徴 | RRSP | TFSA |
---|
拠出時(お金を入れるとき) | 節税できる(課税所得から控除される) | 節税はない |
運用時(利益が出たとき) | 運用益は非課税 | 運用益は非課税 |
引き出し時(お金を取り出すとき) | 課税される(引き出した額が所得として課税対象) | 非課税で引き出せる |



引き出しの時非課税だから低所得者にはこっちの方がいいといわれているんだね。



・所得税を低くしたい
・高額を入金したい
に当てはまらなけれTFSAの方が柔軟性があるね。



アメリカに投資する場合は、RRSPの方がいいけど、またその話は今度。
低所得者にとって、引き出し時に課税されないTFSAの方がメリットが大きいことが多いです。
RRSPが低所得者にとって意味がある場合
それでも、RRSPが有効になる場面もあります。
- 政府のプログラムを利用する場合
- 初めての住宅購入のための「Home Buyers’ Plan」や、教育費のための「Lifelong Learning Plan」を利用する場合。
- 所得が一時的に低い場合
- 所得が一時的に低い年に拠出を控え、所得が高い年に使うことで節税効果を高めることができます。
- たとえば、未使用のRRSP貯蓄枠を蓄積し、将来所得が増えたときに活用する戦略です。
- 年金やその他の退職後の収入が低い場合
- 老後にRRSPを引き出す際、収入が非常に少ない場合は、低い税率で課税されるため、節税効果を享受できます。



RRSPは、貯蓄枠を貯める事もできるんだね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今現在の収入や、投資方法などによってRRSPかTFSAかどちらがいいか、若しくは両方検討してくといいかと思います。
将来後悔しない為にも今からしっかりと準備していきましょう!